飼い主さん、鳥飼いさん、鳥飼いではない全ての方へ
実際に迷子鳥に遭遇しても捕まえる自信がもてない方や、選択肢を増やしたい方へ
迷子の飼い鳥に出会った際、保護するための捕まえ方について解説します!
捕まえ方5パターン
手で捕まえる
手が充分に届く範囲にいて、警戒されていない場合はひとおもいに素早く手で掴みます
手の上に既に乗っている場合、小型鳥であればそのままそっと両手で包み込むなどの方法も!
どちらであっても、すぐ容器に入れられるように近くに用意しておくと安心です。
掴み方(保定)の注意点
片手で掴む場合、鳥は何かを掴んでいると落ち着くため、
人間の手指などを掴んでもらいましょう。
掴み方によっては手の中をするりと抜けてしまう場合があるので注意
肩や手に乗せたまま車・屋内へ移動
人慣れしていると、救いを求めて鳥さん自ら人に向かって飛んでくることがあります。
自分の車や自宅が近いのであれば、そっとそのまま連れていき屋内に入ることもできる場合もあります。
安全な場所まで距離があったり、道中が騒がしい場所の場合は、
安全のため出来る限り容器に入ってもらい、再ロストを防ぎましょう。
(同ページ:容器を用意しておく)
タモなどの網で素早く捕まえる
迷い鳥が手の届かない場所に居る場合や人慣れしておらず手づかみが難しい場合は、
「タモ」などの網が役に立つことがあります。
逃げる場所の少ない狭い空間や隅などであったり、協力者が居ることで成功率は高くなります。
ただし、大きなものなので目に入っただけで警戒されてしまう可能性も高いため、使いどきには注意が必要です。
成功の瞬間!!!
ジャケットなどを上から覆い被せる
たまたまタモなどの網がある状況の方が珍しいため、身近なもので代用する方法もあります。
ジャケットなどの上着の他に洗濯ネット、手近な箱や大き目のタオルなども利用できます。
いんこホイホイなどを仕掛ける
人慣れしておらず、すぐ捕まえられないような状況や
その場所に居着いていると分かる場合にもオススメです。
いんこホイホイとは、エサで誘導し、ヒモを引っ張るとつっかえ棒が外れてカゴが落ちることで捕獲ができるシンプルな仕掛けを
藤井ぴーこさんという方が飼い鳥の捕獲向けに工夫し、動画で解説したものです。
成功の瞬間!!!
作り方&使い方
迷子捜索家として個人で活動されている、ことりさんという方が記事にまとめてくださっているのでご紹介させていただきます。
保護までの記録も大変参考になります!
ポイント
写真を撮影しておく
捕まえようとする前に写真を撮影しておくことで
失敗してしまっても貴重な目撃情報として画像付きで発信ができ、保護に繋がる場合があります。
(関連:保護に失敗した場合)
驚かせないよう近づく
人慣れしていて迷い鳥から飛んでくる場合
人に慣れていない場合や、緊張などから警戒されてしまい近づくと離れてしまう場合
容器を用意しておく
捜索活動をされている方はキャリーやケージ、プラケースなどを予め用意しておきましょう
たまたま迷い鳥に遭遇し、そういったものが用意できない場合は
通気性がありフタを閉じることができる容器(エコバッグ、紙袋、段ボール、紙箱)などでも代用できます。
(関連:服装・持ち物連れて帰る入れもの)